2019年の振り返りと2020年代

この記事はnote.comからの転載です。

https://note.com/yamarkz/n/nf79c6b54066c

書くか迷ったんですが、noteを開いた時に #note書き初め というのキーワードを目にし、"せっかくだし"と思い、書くことにしました。毎年振り返りなどはdropbox paperなどに書き留めて、パブリックにはしないのですが、今年はnoteにも一部抜粋して載せていこうと思います。

2019年にやったこと

転職

2019年での一番のトピックはこれでした。転職しました。 自分は転職なんてするわけないと1年目の頃は思っていたんですが、色々ありしてしまいました。キャリアについて結構真面目に考えてはいたものの、自分の期待通りになかなか進むことができず、2年ぐらい苦労しました。 3月にエイヤッで転職をして今は30名規模のスタートアップで仕事をしていますが、先輩、同僚みんな良い人で楽しくやってます。 あまりパブリックに影響力を発している企業では(まだ)ないんですが、とても優秀で、ポテンシャルもあるので2~3年で大きく存在感を示していける様な企業にしていきたいし、自分もそこに貢献して行けたら良いなと思っています。事業も結構ポテンシャル高いです

サーバーサイドエンジニアへの復帰

転職に伴ってですが、現場のソフトウェアエンジニアに復帰しました。 約2年ほど開発の前線から離れてしまっていて、最初は復帰できるかかなり不安だったんですが、今は普通に開発ができるようになりました。 どれくらい距離があったかというと、今はコンテナマネージドが一般的な世界ですが、以前はコンテナはまだマイナー(ちょっとメジャー)で、インフラのコード管理の話が全盛の頃でした。自分もそこにやっと追従できるようにはなっていますが、最初は浦島太郎状態で、キャッチアップなどを進めてやっと時代の最後尾についてこれてるかなという感じです。コンテナは当たり前で、最前線ではk8sなどが盛り上がっており、そこに追いついていくにはまた少し時間が必要そうだなという感じです。

メディアサービスの改善

メディアサービスの改善に取り組みました。昔からメディアが好きで、これまでもメディアサービスの仕事に一番長く取り組んできており、現職のプロダクトもメディアの分類なので、自分が持つノウハウをフルに活用して、良い成果を出そうと奮闘してました。 成果は如実に出て、なんとか周りの期待に答えることもできたのでよかったです。事業構造の把握であったり、成長ドライバーを見出すところなど、大局的なマネージにはかなり自信をもてるレベルにあるなと思いつつ、まだまだ細かな改善点の抽出や取り組みであったり、定正的な課題の把握と改善提案は弱いので、その辺りを今後は学んでいきたいなと思っています。 特に定性面の分析などは同僚のデザイナーの方々がとても強いので、どうにか盗みとっていけないかなと、日々振る舞いや日常会話を盗み聞きして、時には自分から質問などをして学んでいる毎日です。

Flutterとリプレイス

Flutterでアプリをまるっと作り替えました。2019年の後半はほとんどこれがメインのトピックで、2~3ヶ月どっぷりFlutter漬けでした。 もともと自分の仕事の幅を広げたい、広げたいと入社した時からずっと言い続けていたら、上司にやって良いという話を貰えたので上司にはとても感謝しています。また、とても尊敬する同僚というか先輩の方と、2人3脚(と言っても自分がサポートもらう方)でやらせてもらい、毎日四苦八苦しながらもどうにかリリースまで持っていくことができました。この時期は毎日緊張がある感じで、時間を1秒でも無駄にすることはできないと、寝食以外は全て開発のことに脳のリソースを置くような生活でした。 Flutter特有の実装はもちろんなのですが、ネイティブアプリとしての原理原則であったり、開発の考え方なども学べて大変よかったです。

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時代的にも間違いなくFlutterに注目が集まっており、今後もFlutterが使われる場面が増えてくると思うので、自分もそこにアジャストさせて、後2~3個プロダクト開発ができたら良いなと思っています。

Terraformとインフラ

直近でもあるのですが、年末にかけてTerraformでクラウドインフラを0から組むことをやりました(やっています)。やっと手に馴染んできたところで、0からDocker on ECSの環境を、modulesなどを駆使して組むところまではできるようになりました。変数を変えればバシッと特定の環境が出来あがっちゃうのはヤバイですね。。。 同僚のTerraformエキスパートに質問したり、具体的なレクチャーをお願いしてキャッチアップできたので、氏にはとても感謝です。 ここ1年でわかったこととして、キャッチアップの速度を上げる際に、その道のエキスパートに壁打ちできる環境があると、自分はかなり素早くキャッチアップができるという性質がわかりました。ただ受け身でレクチャーをうけるより、自分でまず学習して、その後に自分の理解の正しさを検証するためにQ&Aであったり、簡易な説明を行うのが良いみたいです。

note

いくつか文章を書きました。noteというサービスのおかげて、例年より圧倒的に良質なコンテンツに出会う機会が増えて、個人的な2019年のベストサービスはnoteです。

今年もなにか書いていきたいです。

登壇

2019年は1度だけでしたが、Flutter Meetupで登壇しました。 参加者の方々に有益な話が届けられるよう、頭を使って話をつくりました。 この時、話が全然まとまらなくて前日まで頭を悩ませていたのは良い思い出です。内容はFlutterのアプリ開発におけるアーキテクチャの話です。

2020年代

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jack dorseyのつぶやきを見たからか、新しい年が始まるというより、新しい10年が始まるという気持ちの方が強くあります。 特に何も変わらず年明けを迎えましたが、粛々と毎日やることをやって、長い目でみたら大きなことやり遂げたよね、という様な感じで2020年代はいきたいです。

技術を扱う者としては、少なくとも直近2~3年は現場の最前線で課題解決に取り組んでいたいなという気持ちがあります。アプリ、サーバー、インフラと幅を持てたものの、活きた経験はまだまだ乏しく、どれも浅いので徐々に深みを出していきたい。特にアプリとサーバー。 また、技術以外の面でも2019年後半にかけて種をまくことができたので、少しでも芽が出る様に取り組みたいです。

やってイキだけで語らず、やったコトで語っていける様な年に、2020年もしていけるよう、活動していきます。

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